『日々の俳句』竹の春 三句

✦ かぐや姫遊んでいさう竹の春    蘭音

✦ 竹の春鞍馬はあをき風の色

✦ 妻は喜寿若し若しと竹の春


季語「竹の春」について。
竹は春には地下茎から筍(たけのこ)を伸ばすことから筍に養分をとられて親竹はその勢いを弱めては葉は黄ばみ、落葉することから春という季節は竹の秋と呼ばれます。そして木々が葉を落とし始める秋になると春に筍だった
若竹もりっぱな竹となり、親竹は夏に蓄えた養分で葉を青々と茂らせることから、秋は竹の春と季節が逆転しています。


✧本日は所用が出来て日記投稿が遅くなりました。(_ _)

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