槍ヶ岳を遠望するために北アルプスの表銀座へ

ちょうど昨年の今頃、3連休をとり、槍ヶ岳を目指して上高地から登って行き、槍の頂上直下の梯子を目の前にして体調不良のために撤退したことは1年前の日記に書いた。槍ヶ岳にはそれまで登ったことが無かった。人が大勢行くようなところには行きたくない。百名山とかいうのはそももそも嫌い。なんで山を差別するんだとひねくれ半分に思っていた。

それがどうして槍ヶ岳に登ろうとしたのか。たいした理由はない。長年山に登ってきて、65歳になり高い山に登れるのはあと何年も無いと思い始め、引退する前に槍ヶ岳のような超メジャーなところには登っておこうかと思ったのだ。槍ヶ岳を避けていた理由