連載:俳句大会

11月17日(火)時短句会

出席者11名

★主宰の選句
天・三の酉火伏の札を貰ひ受く        きぬこ
地・よく噛んで一人の夕餉長き夜       のぶこ
人・渺渺(びょうびょう)と砂に冬来る日本海 まさみち
並選
コロナ禍の日々いつせいに石蕗咲けり     まさき
島と島を繋ぐ大橋雁渡る           よしえ
神の留守カミユのペスト思ひをり       そよかぜ
秋没日明日の予定を確認す          のぶこ
短日の身に添ふものは影ばかり        まさみち
晴れの日も褻(け)の日もありて林檎剥く   きぬこ
コロナ禍の子の帰省なり薩摩汁        そよか