連載:妄想爺やの喜怒哀楽1

父親派か 母親派か

妄想爺やの喜怒哀楽47

家族団らんと云うと、家コタツに足を突っ込んで、囲んで座る光景が浮かぶ

コタツの上に置いた器には、蜜柑がいくつか入っていて、TVを観ながら、おのおのが蜜柑を剥いて食べるというのが、僕が子供の頃の冬の家庭のありようだった

あえて、父親派、母親派と分けるなら、僕は中学生時代までは父親派、それ以降は母親派が続き、両派に至ったと言えそうだ

今は父親は亡く、母親は米寿に近いが健在だ

自分なりに、その当時を分析をしてみた

世間一般に親子というものは、外見も性格も似ているところがあるものだ

僕は顔や体型など外見は父親似だった

不思