ホントに悲しいのは

夕暮れの街
霞んで見えたのは降り出した雨のせいかな

もうこれで
並木の銀杏も落ちてしまうのかなんて
それはそれで黄色い舗道もキレイかなんて
ホントはそんなことはどうでも良いことで



季節のことも
周りの風景のことだってそんな気にしてたっけ

何を今さら
知ったかぶりして良い人のフリをして
でも、そんなことでもしていなかったら
ホントは何処までも落ち込んでしまいそうで



君がいないって
たったそんなことで世界は変わってしまうんだね

毎日のことや
特別な日のことさえもみんな想い出って言葉で
一括りにされてしまって、それはまるで
何も無かったってこ