『いつまでも男と女 老いかたレッスン』 渡辺淳一著
新潮社 2014年2月20日発行
ー恋愛は変わることである。
恋愛の功徳は、変わることである。
科学や技術がいかに進歩し、生活や環境がいかに変わっても、永遠に変わらず進歩しないものがある。
これを素直な目で見詰め、書き残していくのが、「文学」である。
時代を超えて変わらぬ、人間の真の姿を正確に写しとどめたものでなければならない。
時代を超えて変わらぬ人間を描くもの。それが文学だからこそ。
時代を超えて変わらぬ人間を、しっかり表現しているもの。
いつの時代になっても変わらぬ、人間の心を描く
連載:読書感想文