連載:妄想爺やの喜怒哀楽2

暗黙の了解がある喫煙ブース

妄想爺やの喜怒哀楽70

緑が萌える春には、コロナウイルスを気にすることなく、外出、外食を楽しみたいものだ

行きつけのカフェの一角に喫煙ブースがある

ブースのガラス張り沿いの内側に、カウンターがある

イスはなく、立っての飲食、喫煙になる

まさに、外からは観賞用の水槽のようだ

以前なら5、6人は入れたスペースであったが、コロナ禍に、定員3名の張り紙が出入り口のドアに貼られている

しかし意外にもそのルールは守られていて、ブースの中に3人を越える数のお客が立っているのをめったに見たことがない

そして、カフェが混雑している時は、暗黙の入る順番、出る