大将のうつわ

長い人生を生きたと思う。
74年という経験から、学んだことは多い。

人が生きるとは、どういうことか、
だいたいが分かったような気がする。

私には、親友と呼びたい友が3人いた。
それぞれ、短い人生だった。
たぶん、生きるとは何か、知らないままで逝ったのだと思う。

一人目は、
高1からの付き合いA君。
京大卒で弁護士に、
三里塚空港反対闘争を支える弁護活動や、
公害訴訟、労働訴訟、医療過誤に熱心に取り組んでいた。
急性心不全で突然死。享年32歳。

彼の誠実な人柄は、
死後に想い出として編集された
冊子「流星」に詳細に記載されている。

私と同級である