春になれば、歓楽街にも人の華が咲く
食い倒れの大阪にある新世界は天然色の華の街だ
昨今、コロナ禍のなか、食い倒れの街すら人の姿は減っている
派手派手の看板や装飾を纏った居酒屋や串カツ屋やお好み焼き屋が、カラ元気のように見えてしまう
まさか、コロナ禍の来店客の激減に、廃業閉店が次々と出たらどうしようと心配もする
まさに、宝石箱のように、B級グルメの店が綺羅星の如く輝く聖地は不滅であって欲しいからだ
病は気から、福も気からだ
天然色に咲く花々が蝶や蜜蜂を待つように、新世界の華々しい店が人を誘っている
派手派手の天然色の食い倒れの街に、人が溢れ
連載:妄想爺やの喜怒哀楽2