連載:妄想爺やの春夏秋冬2

心なき 人には咲かぬ 桜かな

歌心のない人に、音痴は多い。自分の歌が音程を外れているのに気づかない

そういう人は、歌の上達ができないようだ

じつは、僕も音痴である

ましてや、生まれながらに絶対音感など持ち合わせていない

しかし、幸いにも自分が下手であるという自覚はあるのだ

下手の横好きというが、僕はそうはなれず、歌を人前で歌うことは少ない

しかし、よくしたもので、持って生まれた歌う歌唱力よりは、短歌や俳句といった文学の創作には多少だが歌心、詩心があるようだ

人には、短所もあれば長所もある、不得意なこともあれば、得意なこともある

不得意なことを、得意になるように努力する