連載:読書

『白鳥とコウモリ』東野圭吾、『闇という名の娘』ラグナル・ヨナソン

■『白鳥とコウモリ』
東野作品としては久々のミステリーで一気読み。
ミステリーといってもトリックものではなくて、
被害者の過去を探っていくという、私の好きなパターン。

あらすじは---------------------------------------------
竹芝桟橋の近くに放置された車の中から年配の男性の死体が発見される。
殺されていたのは人情派の弁護士として知られた白石健介。
やがて白石と最後に会っていたと思われた男が殺害を自供。
しかし自供した倉木達郎も周囲には真面目で誠実な人物と思われていた。
そんな二人の間に何があったのか?

被害