連載:わが道

『わが道』(100)卒寿を迎えて―未知との遭遇、その連続、学徒としての70年(1566)

 この「趣味人倶楽部」での「お気に入りさん」のおひとり、オカナガンさんのご示唆を契機として、『わが道』を書き出してから、何時の間にか、今日で100回目を迎えようとしている。
 2008年3月に帝京大学を定年退職してから、もう13年になる。少しは家族との海外旅行などと思った矢先に、がん。しかも大腸の進行がんが発覚した時点では、些かならず驚いたのは事実だったが、研究的活動は全面的にストップしてしまったわけではなかった。

 少しはある。例えば、つぎのように。
・「葛藤で育つ子どもの心」『道徳教育』(No.613)明治図書、2009.
・「草創期のICUへのコ