連載:科学・数学

否定ペンギンからの出題の解説 (マニアックなメモ)

前日記の図形問題を、考えていただいた方もおられたようで、申し訳ないので答えの解説をしようと思います。

●否定ペンギンの出題とは・・・
「半径2の円の内側を、半径1の円が滑らずに転がっていく。このとき、半径1の円周上の一点は、どのような図形を描くか。」

直感的に思ったのは、これは大きな円の直径の線に沿って動くというものでした。

なぜかというと、一番上から出発したとして、小さな方の円が滑らずにちょうど一回転したときの姿を想像すると、それは大きな円の一番下の方になります。

大きな円の半円の長さと、小さな円の一周分の長さは同じですからね。

同じように、