連載:妄想爺やの春夏秋冬3

分かる人が見れば二束三文の作ばかり なんでも鑑定団

次々に登場する二束三文の作品

見出しにつられて飛びつけば違う中身に騙されていたりする

テレビの長寿番組になんでも鑑定団がある

各家庭や個人が所有する自慢のお宝をプロの鑑定士がその価値を公開査定する番組だ

お宝は、絵画、彫刻、掛け軸、壺、茶器、装飾品などなどだ

借金のカタに名品なしが、なんでも鑑定団での金言だ

名品と言われ信じて大枚を叩いて買った持ち主

持ち主が名品とするその品を番組に持ち込んで査定されれば二束三文の品だったりする

本人すれば、衝撃の事実かもしれないが、スタジオの客席からは笑いが起きる

まあ、こういう場合、笑い飛ばす方が