第2160話 秋の山

今日は定例句会の日だった。兼題は「秋の山」である。
合本俳句歳時記によると、「秋の山 傍題:秋山(あきやま)、秋山(しうざん)、秋嶺(しうれい)、秋の峰」
秋は大気が澄むので、遠くの山もくっきりと見える。秋が深まるにつれ紅葉に彩られた山は、華やかさの中にも寂しさを感じさせる。

〇兼題「秋の山」の入選句

・名も知らぬ小さき花や秋の山
・噴煙のしなやかに立ち秋の山
・密避けて林道ウォーク秋の山
・足老いて遠くなりけり秋の山
・色絵の具ぶちまけ描く秋の山
・秋の山夕陽に総身燃やしをり
・居ながらにドローンでたどる秋の山
・靴底を離れぬ葉っぱ秋の山
・チェー