連載:私とボールルームダンス

横開きホールドの弊害3

先日、90代の方をエスコートしていた時、改めて気付きました。

横開きホールドの弊害を!それは、「足を後ろに下げることが出来なくなる!」

「肩甲骨」と「骨盤」は連動していて、腕が左右に広がると脚も左右に広がるのです。
これは、四足歩行をしていた時の名残なのです。

 そのため、ワルツの女性のナチュラル・ターンの1歩目から「斜め後ろ」に「小指から着地」となります。
体重を乗せると身体は傾き、もちろん「ノー・フット・ライズ」も出来ないので、前進する男性にぶら下がる状態になります。
男性は、女性を「腕」と「腰」で支え、女性は自分の上体を「足」と「脚」で踏ん張