あけび庵の日記

10/12
あけび庵の日記
静かさにかなぶん落ちて夜の音
就寝中何やら騒がしい。聞き覚えがありそう
で、なさそうで。耳からその畳に落ちた乾いた
音が離れない。益々気になり始めて、まさか、
あれではないだろうかと心配しはじめた。そう
ごきぶりではないかと・・・。そうなると完全
に目が冴えた。朝の6時だった。これから時間
をどの様に潰そうかと思案にくれる。後日部屋
を黄金虫が襖にゴッツンゴッツンぶつかってい
た。犯人登場となった。

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山法師みの染まるまで育ちたり
裏木戸を野分のすがた開けたまま