連載:テレビ・映画など

「日本沈没」(その2)(1620)

 wakohは今更、「日本沈没」の筋書きを辿ってみようなどとは思わない。けれども、前の日記のコメント欄にも記したように、単なる絵空事とは思われなくもあるので、ごく簡略に(その1)の後を追ってみたい。

 当初は田所博士の「沈没説」に懐疑的で批判的だった小栗旬演じるところの主役の官僚天海は、田所博士の予言通りに伊豆の日之島が実際に沈没するのを目の当たりにして、次第に田所博士の所信に近づいていく。関東沈没の予兆となると。
 田所博士は、関東沈没は1年以内に起こると訴えたが、1年以内ということは、「いつ起きてもおかしくないという意味だ」と天海に告げる。天海は、