金魚の町として知られる奈良の大和郡山です。
多分、東の地ではその存在も知らないでしょうが、何度も行ききして散策もしていますので、なるほどとも思う町中です。
戦火を逃れた歴史が多く残る奈良のまほろばです。
それでも避けて通れない人間の煩悩の炎ですし、燃え殻です。
花街、色町の在った場所には、どことなく色香の断片も落ちてもいますが、まだ建物すら現存します。
実に艶かしい歴史の足跡です。
それも東岡遊郭と同泉寺町遊郭の二つの存在です。
源九郎稲荷神社の存在は、大和郡山の源九郎狐の江戸見物なんてお話も有名ですが、異様に色っぽいお宮です。
境