死は一つの形態

この世界は
働き通しのいのちが満ち満ちている。
いのちが世界となっているといっていい。

いのちは生きている
永遠に生きている

すべてはいのちの現れである。

生と死について考えてみる。

私たちは生と死という
二分した事柄に分けて考えるのだけど、
そうではない。

生といっているところにも死がある。
徐々に死んでいたり
死と生が交互に重なっていたり
その時々で配分が異なったり
さまざまな形態をなしている。

私たちが死と呼んでいるものは
死が100%の形態だ。
それは形態であって、
生きているいのちのなかでの出来事だ。

だから

死んでも死んではい