M叔父を偲んで

明日は建国記念の日ですが
私の叔父の誕生日でもあります。
もっとも昨年夏に亡くなったので
存命ならば98歳となるところでした。
父との交流が少なかった私は
この叔父を父のように慕っておりました。
仕事上でもそれなりの業績を残しましたが
私が尊敬していたのは
趣味に対する真剣さでした。
特に能面や仏像は私にとって宝箱です。
しかし私が最も感銘を受けたのか
その死際でした。
二泊三日の温泉宿で
朝になっても起きてこない叔父を
家族が見に行ったら安らかに永眠していたというのです。
死際まで感動を与えてくれた叔父でした。

カテゴリ:アート・文化