三月という季節

季節に関係なく
人は人と出会い、そしてまた人と別れていく

良く「出会いは偶然、別れは必然」と言う
でも、人の縁はそれだけで片付けられるものなんだろうか


確かに、願った別れもあれば
断腸の思いで涙を隠した別れもあった

突然の別れもあったし
覚悟をした別れもあった

しかし、思い返すと
「別れて清々した」という別れはやはり少なくて
別れの寂しさは
何度経験しても決して慣れることなどないものだ


見送る側と見送られる側

今まで幾多、そのどちらも経験をしてきたが

「見送る側と見送られる側はどちらが寂しいんだろう?」

別れの度に、何度そんなことを考