遠い日の恩師は、彫刻家でしたし、メインは石彫でした。
後輩の一人もまた彫刻でも鉄の世界に興味を持ったようですが、我が身は足元を見過ぎて筆を折りました。
見切りも早かったのですが・・・
才能なんて不平等そのものですから、両手に余る方から指からこぼれ落ちてしまう人間まで。
まー、それでもまた生きる糧くらいには役立ったようですし、今もまた楽しみの中です。
今は街中に彫刻などのモニュメントも増えましたが、これで食べていける芸術家もまず居ない日本です。
仕方無く教職で食いつなぐ・・・のも、芸術の世界の変わらない現実です。
或る意味、創られたもの