都都逸・花と女

迷い覚えたおんなの嘘に
        夜毎からまる罪のつる



わかりあえたらそれから先は
          深い想いの恋の闇



浮かれ風さえ片ほほ揺らし
         乱れ心の花を待つ



今宵嵐になりそな雲を
       願う仇花どこに咲く



言えぬ想いは片袖隠し
      流れ舟行く花の春



春の後ろ姿を見ています・・・

カテゴリ:アート・文化