即興都都逸・ひとり夏話

むっとするよな梅雨明け空に
          昔語りの夏を見る



あせた日傘のひまわり模様
         裏の坂道独り行く



緑映した瞳に涙
    遠い昔の乙女なら



祭り夜囃子静かに流れ
      からりころんの鼻緒泣く



夏はこれから裏道夜道
      迷いながらの共の月



暑いけど、何か夏には夢がある・・・ 
        

カテゴリ:アート・文化