連載:俳句つれづれ

俳句つれづれ(その十八)

私が、地区の老人クラブの会報へ掲載させていただいている俳句初心者向けコラム「俳句つれづれ(その十八)」を執筆しましたので、こちらへ転載させていただきます。
-----俳句つれづれ(その十八)--------------
今回は、季語の働きについてお話します。季語には、読者へ「季節感を伝える」、「連想力を湧かす」、「安定感を増す」の力があります。これは、句の季語から読者の詩的連想力を湧き立たす役目と言えます。例句「遠山に日の当たりたる枯野かな(虚子)」この句は、遠山に日が当たっていることで、枯野が力強く現わされています。
それでは、次の例句を見てください。