「俳句コラム」の日記一覧

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コラム「俳句つれづれ(その三十五)」

 私が、地域の老人クラブの会報で掲載させていただいています。俳句コラム「俳句つれづれ(その三十五)」を提出しましたので、ここに転載させていただきます。 ----------------- 俳句つれづれ(その三十五) 中村一世  名句といわれる俳句の鑑賞と句を作ったときの作者についての解説、第三回の句は次の句です。 古池や蛙(かわず)飛び込む水の音  松尾芭蕉 この句は、教科書にも載…

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コラム「俳句つれづれ (その三十)」

私が、地域の老人クラブの会報の文芸欄へ毎月連載させていただいておりますコラム「俳句つれづれ」の「その三十」を投稿しましたので、ここに転載させていただきます。 ーーーーーーーーー 俳句つれづれ(その三十) 中村一世  今回は、「俳句の型」の六回目です。今回ご紹介するのは、前回の「型③の応用型」です。型③の応用型は、【上五+中七の中で季語を入れ】+【下五:季語以外の名詞+かな】です。特徴は、上…

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俳句つれづれ(その二十八)

 私が、地区の老人クラブの会報の文芸欄に毎月掲載させていただいております俳句初心者向けコラム「俳句つれづれ」の「その二十八」を投稿しましたので、転載させていただきます。    「俳句つれづれ(その二十八) 中村一世」  今回は、「俳句の型」の四回目です。今回ご紹介するのは、前回の「型②」の応用型です。型②は、【上五+中六+や】+【下五:季語】で、下五が季語でした。応用編では、【中六+や】…

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コラム「俳句つれづれ(その二十七)」 

私が地域の老人クラブ会報に掲載しております俳句初心者向けコラム「俳句つれづれ」の二十七回を書き上げ、編集人に送りましたので、ここに転載させていただきます。 ---------------------------   俳句つれづれ(その二十七) 中村一世 今回は、「俳句の型」の三回目です。プレパト講師の夏井さんもよく「型」についておっしゃいますように、型を知れば、俳句が形になってきます。 …

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コラム 俳句つれづれ(その二十六)

私が地域の老人クラブの会報誌に掲載させていただいていますコラム「俳句つれづれ」ですが、本日(その二十六)を書き上げ、事務局へ送付いたしまた。ついては、ここに転載させていただきます。    俳句つれづれ(その二十六) 一世  今回は、前回から始めました「俳句の型」の二回目です。前回、日本人ならベースとなる詩情はもっていますので、俳句の型を知れば、作句は難しくないことをお伝えし、最初の型①【…

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コラム 俳句つれづれ(その二十五)

私が、地区の老人クラブの会報に掲載をさせていただいていますコラム「俳句つれづれ」の二十五を投稿しましたので、転載させていただきます。 ーーーーーーーーーーーーーー     俳句つれづれ(その二十五) 一世  四季のある日本に住む我々は、どなたも自然と親しみ、自然への美意識や感慨を持っておられます。その美意識や感慨は、俳句作りの原点の「詩情」とも言えます。テレビのプレパトは俳句コーナーだけは…

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コラム「俳句つれづれ(その二十四)」

私が、地域の老人クラブ会報の文芸欄に毎月掲載しております。コラム「俳句つれづれ」の(その二十四)を投稿しましたので、転載させていただきます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー 「俳句つれづれ(その二十四)」 一世  このコラムの掲載も早二年になりました。さて、二十四回の今回は良い俳句について学びましょう。  俳句は文芸ですから、日記のように自分だけが読者ではありません。発表してほかの人…

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俳句つれづれ(その十八)

私が、地区の老人クラブの会報へ掲載させていただいている俳句初心者向けコラム「俳句つれづれ(その十八)」を執筆しましたので、こちらへ転載させていただきます。 -----俳句つれづれ(その十八)-------------- 今回は、季語の働きについてお話します。季語には、読者へ「季節感を伝える」、「連想力を湧かす」、「安定感を増す」の力があります。これは、句の季語から読者の詩的連想力を湧き立たす役目…

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コラム「俳句つれづれ(その十四)」 

私が、地域の老人クラブの通信誌の文芸欄に掲載させていただいています俳句初心者向けコラム「俳句つれづれ(その十四)」 を投稿しましたので、転載させていただきます。 ーーーーーーーーーーーーー 俳句つれづれ(その十四)  一世  今回は、俳句の「表記」について紹介します。表記には、「一.新かな(現代仮名遣い)」と「二.旧かな(歴史的仮名遣い」の二種類があり、どちらで作句してもいいのですが、一句の中…

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俳句つれづれ(その七)

私の地区の老人クラブの月報(プリントで会員へ配布)の文芸欄に、俳句初心者向けコラム「俳句つれづれ」を書かせていただいています。今回はは「その七」を転載させていただきます。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 俳句つれづれ(その七)  一世  今回は、俳句を作り始めるときに守ってほしい原則を学ぶ一回目で、重要な三つを紹介します。 ◇季語は一つ・・・・一句に季語を一つ入れます。季語の無い句は、無季句と…

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コラム「俳句つれづれ その五」

私の地区の老人会の会報に連載しております初心者向け俳句コラム「俳句つれづれ」の5回目を編集者へ提出しました。ここへ転載させていただきます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー 俳句つれづれ(その五)   一世 前回紹介しました正岡子規の生涯を、少し紹介しましょう。子規は、明治の一年前、愛媛県松山で生まれ、今の東大に入学し、そこで、夏目漱石と親友になります。東大を中退し、新聞『日本』の記者となり、…

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コラム「俳句つれづれ(その四)」

私の地区の老人会の会報に連載しております初心者向け俳句コラム「俳句つれづれ」の4回目を編集者へ提出しました。ここへ転載させていただきます。 俳句つれづれ(その四)   一世 「俳句」という名前が確立したのは明治時代で、「俳諧の発句」の最初と最後の語をとって「俳句」と命名したのは正岡子規です。新聞記者だった子規は、当時陳腐化していた俳諧を嫌い、写生・写実を根本にした新しい詩風の『俳句革新運動』を…

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俳句つれづれ(その三)

私の暮らす地区の老人クラブからの依頼で、毎月の会報に「初心者向けの俳句に関するコラム」を書かせていただいています。今回は、三回目の原稿を寄稿しましたので、転載させていただきます。 ーーーーーーーーーーーーーーーー  俳句つれづれ(その三) 今回は、「俳句と川柳」の違いについて、お話しましょう。両方とも「五・七・五」の十七文字で表現し、共に「俳諧の連歌」の長句を起源としています。俳句は先頭の長句の…