山岳信仰の山、乾徳山

2022.07.24

乾徳山(けんとくさん)は、山梨県山梨市にある標高2,031mの山で、
奥秩父の山域にある。

【概要】
山梨市北部の旧三富村域の中部からやや西方に位置。
南麓には笛吹川支流の徳和川が南東流し、
徳和渓谷を形成しつつ笛吹川と合流する。
西面には岩壁がそびえる岩山で、
南アルプスや奥秩父の山々、富士山が遠望できる。

『甲斐国志』に拠れば、
1330年に現在の甲州市(旧塩山市小屋敷)に
恵林寺を開いた夢窓疎石が修行したということで知られ、
乾徳は恵林寺の山号になっている。

山には国師が座禅をしたといわれる座禅石や髪剃岩、天狗岩などの