チャイナ共産党の結成

1921年7月23日第一回全国代表大会が開かれたのは上海の旧フランス租界の建物で平野には木製の日本風湯船が置かれていたという。建物は結党以来のメンバ-李漢俊の兄、李書城(弟)の住居、東京帝国大学で学び、弟は陸軍士官学校に学んだ日本留学派で日本の生活が懐かしかったらしい。

シナ共産党の思想背景には、ソ連共産主義の国際組織コミンテルン以外に日本の影響も多かった。毛沢東を含む13人の出席者のうち4人までが日本留学派で教授だった河上肇らからマルクス主義の強い影響を受けたことは想像できる。49年10月の「中華人民共和国」を成立させるが、常にシナ人にとっては、