連載:里の山景色/2022

里の山景色 その24「オヤマボクチ」

🏔里山に咲くお花も すっかり終盤を迎えました。その終わりを飾る
  「オヤマボクチ (雄山火口)」が今日の主役です~

キク科ヤマボクチ属の多年草で 山地の林縁や日当たりのよい草原などで
みられ、高さ1~1.5m の 日本固有種です。
名前の語源は、大きな葉の裏に生える繊維 (茸毛) を 火起こし時の火口
(ほくち) として用いたことから、この名がついているそうです。

🍡根は漬け物にされたり、長野県飯山市の富倉そばでは、茸毛をつなぎに
  使っています。また、新潟県の笹団子や山梨県と東京都檜原村の草餅は
  ヨモギの代わりに この