さんが書いた連載里の山景色/2022の日記一覧

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里の山景色 その30「里山で出会った実②」

🏔里山の雑木林では 木々の紅葉だけでなく この時季には   葉っぱの陰で ひっそりと実る 小さな実にも出会います。 写真1 は 高野帚が咲く場所と 同じところに自生する 「ヤブコウジ (藪柑子)」です。愛称は「十両」💰・・ 名の知れた「マンリョウ (万両)」「センリョウ (千両)」 そして 別名百両として「カラタチバナ (唐橘)」があり 十両が この可愛い実です~ 🎍いず…

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里の山景色 その29「晩秋の光と紅葉」

🌞まだまだ日中の日差しは暖かい・・秋の光の中で   紅葉の木々が輝きを増します。✨   晩秋の里山では 綿毛になった白山菊も 黄色に染まった草ぐさを   背景に いまだに存在を主張していました。 里山の紅葉風景は 今回が最後です~ 明日はこのお山に実る 可愛い実をご紹介しますね😊。

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里の山景色 その28「鮮やかな彩り」

🍂今日もまた、里山の雑木林から晩秋の鮮やかな彩りの   お届けです~😊   貴重な秋の日差し🌞は 一刻ごとに紅葉色を変化させます。   青空を味方に 木々の葉はこの日この時を待って 輝き始めます。   🔥燃え上がるように息づく 木々の饗宴です~

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里の山景色 その27「雑木林の黄葉」

🏔散歩道になっている里山へ この日も紅葉を求めて   歩いてきました📷。   雑木林は紅色より黄色やオレンジ色が多く 柔らかな   暖色のカーテンに包まれます~ 写真1は 道路から少し入って 林に続く道の景色です。 続いて 🔴赤い果皮と●黒い種子が見えている「ゴンズイ」 の木・・ 黄葉の背景によく目立っていました。 写真3は 林の黄葉景色 木に絡まるツタも赤く色づいていますね。

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里の山景色 その26「それぞれの紅葉①」

🏔紅葉は🍁モミジやカエデなどの木々の彩りだけでなく   足元の草々も紅葉あるいは黄葉します~ 🖼写真1はシダの仲間 写真2はハナタデ 写真3は何でしょう・・   名も知らない様々な葉っぱさんが 秋を満喫していますね。

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里の山景色 その25「里山の紅葉」

🍂里の山も晩秋を迎え、紅葉色に染まりました~ 🌞日中晴れていると 日差しが強く 動き回ると汗ばみますが   流石に11月も中旬を過ぎ 朝晩はぐっと冷え込みが強くなり🧥   日の出🌄時刻も ずいぶんと遅くなりましたね。

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里の山景色 その24「オヤマボクチ」

🏔里山に咲くお花も すっかり終盤を迎えました。その終わりを飾る   「オヤマボクチ (雄山火口)」が今日の主役です~ キク科ヤマボクチ属の多年草で 山地の林縁や日当たりのよい草原などで みられ、高さ1~1.5m の 日本固有種です。 名前の語源は、大きな葉の裏に生える繊維 (茸毛) を 火起こし時の火口 (ほくち) として用いたことから、この名がついているそうです。 🍡根は…

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里の山景色 その23「晩秋の里山に咲く花」

🏔野菊で 秋の最も遅い時期に咲く「リュウノウギク (竜脳菊)」   キク科シオン属、ヨメナ属の野菊が多い中 このお花はキク科キク属で   野菊というのに なぜか キク属が少ないのです~ 山地や丘陵に生え 小さな群落を作ります。茎や葉の香りが 中国の 竜脳🐉という香料に似ている事に由来する名前ということで・・ 葉を茎からちぎって 嗅いでみました。実際の竜脳の匂いは知らないのですが …

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里の山景色 その22「コウヤボウキ」

🧹里の山の頂上付近に「コウヤボウキ (高野帚)」が咲きました。   小さくて淡いピンク色で目立ちませんが、ある程度の群落を   作るので、咲く場所を知っていれば 探すことができます。   高野山で 茎を束ねて箒の材料としたのでこの名があります。 コウヤボウキは、キク科コウヤボウキ属の落葉小低木で、一見 すると草に見えますが、小低木🌳です。その年に伸びた枝に可愛い お花を咲かせます…

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里の山景色 その21「里山で出会った実」

👀大きくて黒い目とぱくぱく口で 愛嬌ある顔に見える 写真1 の実は   「ゴンズイ (権萃)」ミツバウツギ科ゴンズイ属の落葉性小高木です。   関東地方以西の本州、四国、九州に分布し、9月半ばには 赤く熟して   裂け、中から黒い光沢のある種子が1~2個現れ、こんな顔になります~ 写真2 は お馴染みの「ガマズミ (莢蒾)」で 北海道から九州の 🏔山地や 丘陵地、山里の明るい林や草…

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里の山景色 その20「里山のヒヨドリバナ」

🏔ここの里山で見ることができるのは、花色が白い「ヒヨドリバナ (鵯花)」   ですが、 昨年今年と、紅色というか紫というか・・白に色が混じった   ヒヨドリバナらしいお花が 咲くようになりました。 当初は「フジバカマ (藤袴)」かなと思いましたが、 調べますと・・ フジバカマは 葉っぱが三裂しているとのこと。さらに自生のフジバカマは 今は見ることがないそうで、やはり 色の変異のある…

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里の山景色 その19「オケラの花 ?」

📷写真1 は オケラ、といっても昆虫ではなく キク科の風変わりなお花です。   「オケラ (朮)」は 花の下の総苞という部分を 羽のような針状の苞葉に  囲まれているのが特徴で このようなお花を他に見たことがありません。  本州から九州の 平地から🏔低山の 草原、林の縁に自生します。   写真は 雌しべが伸びる前の様子です。花色はピンクや白。 🦒次は こちらもキク科の「アキノキ…

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里の山景色 その18「野原薊と秋の野芥子」

🍂里山も冷たい空気に包まれ すっかり秋景色に変わりました。   最初は「ノハラアザミ (野原薊)」春に咲く「ノアザミ (野薊)」とは区別します。   🗾在来種で本州中部以北の 日当たりのよい野原や林の縁などに生えます。   草丈は1m以上 お花は紅紫色で花径約4cm で 最も一般的な薊でしょうか。   アゲハ蝶から小さなセセリ蝶まで 様々な🦋蝶が 吸蜜にやってきます~ 写真2 …

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里の山景色 その17「田村草と白山菊」

⛰最初のお花は、散歩道コースになっている 近くの里山に咲く・・   アザミに似てますが、薊ではない「タムラソウ (田村草)」です。   キク科タムラソウ属のお花で、アザミ属のような刺がありません。   草丈が 30~140cm にもなり 花径は 3~4cm ほどです。   本州から九州に分布し、山地の草原などに生育するとのことです。 写真2と3 は 北海道から九州の 秋の山地⛰に咲…

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里の山景色 その16「ノブキが咲く」

🔘「ノブキ (野蕗)」といっても 野に育つフキと いうわけではなく   葉っぱが フキにやや似ているということで ついた名前だそうです。   北海道から四国の 🏔山地の木陰や谷間などに生え 草丈は50cmもあれば   大きい方だと思います。   写真1 の花の集合体は直径約7mm 花り周りは雌花 中心部は両性花です。   周りの雌花だけに果実ができ 粘りのある種子は 引っ付き虫です😆 …

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里の山景色 その15「里山の秋模様」

🏔夏の暑さが去って 少し涼しくなりましたので 近くの里山に   秋のお花を探しに 散歩がてら登りました。前回と同日の撮影です。 🖼左の写真1 は 「見晴らし台」から 丹沢方面の眺めです。   ススキも 住宅地近くの野原では見られず 最近では珍しくなりました。   二番目は「キンエノコログサ (金狗尾草)」の群生の様子です。   明るい日差しに輝き、とても綺麗です !! 最後…

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里の山景色 その14「初秋の山の花です~」

👨最初のお花は オミナエシ属の「オトコエシ (男郎花)」です。   秋の七草の「オミナエシ (女郎花)」👩より 逞しい花姿により   付いた名前だそうで 草丈は 0.6〜1m。   林道の脇や 草原などの 🌞日当たりのいい場所に自生します。   こちらでは 散歩道になっている里山とその周辺に咲きます。 🏔遠目には 「オトコエシ」に似ていますが お花は全く違う   こちら二番目は …

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里の山景色 その13「姥百合が咲く」

🏔山百合が咲く地元の里山では 珍しい「ウバユリ (姥百合)」が咲きます。   華麗でゴージャスな山百合に比べて 大きさは負けないものの   花色は薄緑色で 花びらが全開せず なんとも地味~な百合なのです。 なぜ「姥」かといえば 花が咲く頃には「葉がない」が転じて 「🦷がない」おばあさん👵だというわけで 気の毒なネーミングですね。 実際には葉が全くないわけではなく 枯れかけた葉が 少し残ってい…

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里の山景色 その12「夏の里山の花々」

🎬こちら居住地の近くは おそらく「山百合」の自生地といっても 間違いではないと   思います。7月7日に開花を確認しましたので 近くの里山に久しぶりに登りました。   傾斜地に咲く 山百合の写真は 後日まとめて動画にする予定です。 山百合のほかにも 「オカトラノオ」「ギボウシ」「アキノタムラソウ」などに 出会えましたので 夏の花景色を撮影してきました~😊 🐯「丘虎の尾」は文字通り 垂れ下が…

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里の山景色 その11「続・やや じみ~な花たち」

🚁左の写真は 風車か手裏剣のような ユニークな形の「テイカカズラ (定家葛)」   (キョウチクトウ科テイカカズラ属のつる性常緑低木) です。   和名は 👸式子内親王を愛した藤原定家が 死後も彼女を忘れられず ついに定家葛に   生まれ変わり👻 彼女の墓にからみついたという 伝説に基づいているそうです。   大きな樹木にびっしり貼り付いている姿は・・ちょっと恐ろしくもあります。   花の大き…