これも去年品川駅の駅ナカ書店で買った一冊。買った理由は今でもはっきり覚えている。店頭の目立つ処に見た事のない数が平積みされていたからだ。一画を占拠していた。
ただタイトルはちょっと気に入らなかった。傲慢と善良?傲慢な高飛車女と地味で目立たない女が出て来るのだろう。
いやいや、最初から見事に裏切られる。それが心地よい。
「人見知りっていうか、真実(まみ)ちゃんが何を話しかけても、それに一言二言答えたら、会話が終わっちゃう。自分の方からは何も聞いてこないし、話しかけてもこないのに、それでもお見合いを続けたいって言われても呆れちゃった」
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