連載:クラシック

「クラシック」から離れた生活になるとは(1849)  

 wakohには音楽に憧れる気持ちがある。音楽にも、絵画にも、その音楽家にも画家にも憧れる。自らはそれとは遠い距離での生活をしてきたからかもしれない。今や、それすらなし得なくなってしまっているけれども、wakohは小学生時代から、学問・研究・勉学に惹かれていた。そして、それを自らのライフワークとして選んできた。いくら時間があっても足りない。気分転換も必要だろう。だが、若かった頃、音楽の基礎を学習しなったこともあり、憧れつつも聴くことすらままならなかった。
 
それでも、1960~64年の米国留学中には、少しは落ち着いた61年からは、コロンビア・レコー