ダスティン・ホフマンになれなかった羊男

少し前に、映画「卒業」がTVで放映されていたので途中から観てしまった。
この映画は1967年に制作されているが、学生時代に渋谷の名画座で初めて観て以来、今回で3回目。

最初に観た時にはサイモン&ガーファンクルの「サウンド・オブ・サイレンス」や「ミセス・ロビンソン」「スカボロ・フェア」が効果的に使われていて、映像も斬新だと感じた。
そして、様々な葛藤を踏み越えて一途に突っ走る恋愛至上主義の主人公(ダスティン・ホフマン)が「なかなかやるじゃん。」とカッコよく見えた。

ただ、この歳になると全く異なる印象を持ってしまった。

不倫関係になった