連載:吟行

京都植物園吟行

 今日は、久しぶりに京滋句会の吟行で、京都植物園に行きました。参加6名で、10時30分集合。集まった時は雨でしたが、11時を過ぎると雨も止み、吟行に最適は日和になりました。梅は散りながらも残っており、桜は品種により芽が膨らんだ程度から、五部咲、満開、更に河津桜は散り始めていました。係の人は、来週以降が桜の見ごろになると言っておられました。参加者から各1句を掲載させていただきます。

 生かされて山へ向かへば山笑ふ  和子
 チューリップ只今養成中とあり  穂心
 曇天や白き炎(ほむら)の花桜  美千代
 少女らの裸像を伝ふ花の雨    峰月