連載:紙上句会

双樹神戸句会3月例会高得点句

私が所属する双樹神戸句会の3月例会句会報が届きました。兼題:山笑う・当季雑詠。参加9名、45句で競いました。私は今回は好成績で、8位までに4句入りました。得点上位句を掲載させていただきます。

1位 釘の無き塔の修復山笑ふ  (一世)
[評]京都の東寺の五重塔も釘を使わず建てられています。修復に「どうする」と山が笑っているようです。

2位 山笑ふたびに花粉をとばしけり (w.f)
[評]くしゃみのような感覚で花粉を飛ばす、杉山と直ぐ想像出来る。

3位 歩かずに登れる山や山笑ふ (峰月)
[評]文明の利器で、山頂の景色、空気を味わえま