連載:都々逸

そして「夜汽車よジョージアへ」を聴きながら

彼の世界で生きたいの
彼のいない私で生きるよりも

グラディス・ナイトの「夜汽車よジョージアへ」を聴いていた。

言葉が浮かんでこない時がある。
何を言いたいのかさえわからないまま時が過ぎていく。
それでも言葉にしてみたい時がある。

そんな時、歌を聴き、歌詞を見つめていると言葉が浮かんでくる。都々逸の世界観がもともと歌の世界に近いからかもしれない。

「夜汽車よジョージアへ」を聴きながら、都々逸が浮かんできた。僕のオリジナル都々逸ではなく、盗作に近いだろう。でも、こうして歌詞から刺激を受けることによって、自分の台詞とまた出会うこと