即興短歌 ~夏の風~

緑風開けた窓辺のグラスごと
        揺らし目線の先の深海


涙風昔々の恋だより
      今はそれぞれ夢の枕に


青の風裸足海岸走り抜き
       語る砂歌想い日和に


恋の風きっといつかとその日まで
          光る乙女の瞳ならばと


朝の風雲は空唄独りきり
        知らず呼ぼうか宵の星唄

          

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