私の全体論 うかうか暮らさない

「全体論」という言葉を知ったのは、今から約30数年前、1980年代の終わり頃です。アドラー心理学を通して。今にして思えば、全体論という言葉は使ってなくとも、更に10年遡り、京都で玄米正食を知り、桜沢如一の著作、「永遠の少年」「無双原理 易」を読んで衝撃を受けたのが始まりかなと思います。

それまでの価値観がひっくり返り、自分は日本に住み、東洋人の一人であると思っていたのですが、「無双原理 易」を読んでからは、自分のものの見方は、二元論・要素論が基礎になっていると思いました。

ちょうどその頃、友人を通して、ヘルマン・ヘッセの「荒野の狼」「デミアン