連載:読書

「芥川賞『ハンチバック』を一気に読む」

冒頭から目くらましを食らう。
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<title>『都内最大級のハプバに潜入したら港区女子と即ハメ3Pできた話(前編)』

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<div>渋谷駅から徒歩10分。<⁄div>
<div>一輪のバラが傾く看板を目印にオレは欲望の城へと辿り着いた。<⁄div>

ここに書かれた言葉の意味が全部分かる人は恐らく若い人だろう。尤も分からなくともこの言葉のシャワーには惹き付けられる。

芥川賞が並んでいたら買ってしまう。(これは息子が払った)『ハンチバック』市川沙央著 文藝春秋 1300円+税。

重度の障害を抱え人工呼