田圃道に入った処で自然に深呼吸した。戦い済んで日が暮れて、だ。
弟クンは朝パパと登園する時、はっきり「バアバ、帰るまで待っててね」と言い、それ以上グズらずに出掛けて行った。
一日お兄ちゃんと絵を描いたりドラえもんを見て過ごした。
夕方弟クンが娘と帰って来たのは6時を回っていた。私は孫達が食べ始めるまで弟クンを抱っこしていた。
弟クンは何度も何度も「なんで帰るの?」と、聞いて来る。その度に説明した。
雨がポツポツ当たっていたから、上着を着込み、何処にも寄らずに帰宅した。幸い雨は止み、濡れずに着いた。
玄関脇に彼岸花が枯れ