連載:吟行句会

落柿舎同人句会参加

昨日、京都嵯峨野にある江戸時代の松尾芭蕉の弟子向井去来が棲んでいた落柿舎の座敷での「落柿舎同人句会」にゲスト参加させていただきました。句会は当季雑詠で、10名参加、ひとり7句出句70句を互選で競いました。私の5句の入選句を掲載させていただきます。

 右足の痺れほろほろ冬紅葉
 山粧ふ異国語沁みる障子窓
 翳連れて銀杏落葉へ紛れ込む
 嵯峨のなる冬を鎮める曼荼羅図
 きしきしと木の葉巻き込む水車かな

カテゴリ:アート・文化