冬の即興都都逸

寒い風さえ覗いた窓に
      夢の白花そそ揺れる



うなじ吹き込む冬色風に
       語る夜話星流れ



いつもそんなでどうする女
       背中男の声がする



酔いのグラスに半分月を
       残し宵街ほらふらり



冬を追いかけ宵道駆けて
       たどり着く瀬に舟明かり



いつまで、寒いんだろうか・・・

カテゴリ:アート・文化