グラズノフの 交響曲第5番他をムラヴィンスキーの指揮で聴く

2019年3月以来の鑑賞。
グラズノフ/交響曲第5番。
なじみの薄い作曲家で、バレエ音「四季」を聴いているだけだ。この交響曲もブックレットによれば、ムラヴィンスキーが録音で残した唯一のものらしい。グラスノフはロシアのペトログラードに1865年に誕生したとある。ムラヴィンスキーはグラズノフとも親交があったようだ。おそらく祖国の偉大な作曲家の音楽を日本の聴衆に紹介したいとの思いがあったのかもしれない。第1楽章を聴いている限りでは、ロシアの作曲家特有の気配はほとんど感じられない。東洋的な雰囲気が漂う。洗練されたオーケストレーションは、リムスキー・コルサコフ