長く生きて来られたらこそ、その人生を語るべきだと想いました。「第三章」

 人生の一番良い時期の十年ほどを、夜の仕事(水商売)をしていましたが、楽しくもあり、苦しくもあり、悲喜交々を経験しました。
 初めは弟に頼まれて、弟の店を手伝っていたのですが、ある事情から私が店を経営する事になりました。いきなりサラリーマンからの転職ですから右往左往しました。
 もし水商売に入っていなかったら、岸洋子さんが唄われていた「酔いしれて」等は、私の耳には入らなかったでしょう。断言しますが、聴く気にもならなかったはす。
 他にも、廃盤になった菅原洋一さんの「エル」等も唄い継がれているのを知りました。
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