連載:運動

「老いを自覚したらどーすんの?」:『高齢者講習』続編

実は5日に自動車学校で受けた『高齢者講習』は、バイクでは行かなかった。雪の天気予報だったからだ。

白髪の男性講師が老人特有の滑舌の悪い話し方(この時はまだ老人に対して冷たい)で説明した。直ぐに視力検査になった。講師は動体視力も測るが、これは自分が思っている以上に体は衰えている事を自覚してもらうためのものだと言った。

両目で見ている機械の中に視力検査の丸い輪が出て来る。その中に一箇所切れている場所があるが、その方向に手でスイッチを倒すのだ。

それから暗くなり、今度は明るくなり(どっちが先か忘れた)、それから何かが見えるはずなのだが一向に何