マーラー の交響曲第7番をバーンスタイン指揮で聴く

2020年7月以来の鑑賞。
この曲はバーンスタインの指揮したウイーン・フィルのDVDで何度か視聴していた。テノール・ホルンの独特の響き、タンバリンのトレモロなど普段あまり聴かない楽器もいくつか現れる。また、ヴァイオリンのソロ的な扱いなどにもマーラーらしさがある。途中ではハープも聴くことができる。
第1楽章のテーマは後に、形を変えて何度となく現れるが、響き全体も変化と起伏に富み、バーンスタインの主兵でもあったニューヨーク・フィルの演奏も壮麗にして雄大だ。迫力と重厚さでも旧録音を凌ぐ。
第2楽章は自然豊かな田園風景をイメージする。ホルンは広々とした丘陵に響き