プロコフィエフの ピアノ協奏曲第3番 ・ラヴェルの ピアノ協奏曲ト長調 他をアルゲリッチのピアノで聴く

2020年2月以来の鑑賞。
アルゲリッチが最初にオーケストラと録音したもの。
当時26歳であったとことが解説書でわかる。
プロコフィエフ/ピアノ協奏曲第3番。
ダイナミズムに溢れる音楽は、アルゲリッチのピアノとの相性もよさそうだ。一方、抒情的な楽句においてもだ。息を飲むようなアルゲリッチのピアノの響きの美しさと技巧の幅の広さと豊かな表情がここにある。それらをサポートするアバドの指揮するオーケストラもまた見事だ。
第2楽章はアンダンティーノ。変奏曲形式だ。テーマと5つの変奏曲があり、再び主題に戻る。アルゲリッチのピアノはあくまでも瑞々しく、透明感あふれる響