「カラヤン」の日記一覧

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ベートーヴェン/ 交響曲第4番 & R・シュトラウス /交響詩「英雄の生涯」をカラヤン指揮の演奏で聴く

2019年1月以来の鑑賞。 交響曲第4番。 アダージョの序奏から主部への移行は重心が低くオーケストラの響きにも安定感がある。弦楽器は厚みがありながら濁りがない。デュナーミクも効果的だ。 第2楽章はアダージョ。オーケストラの響きは第1楽章同様に安定感と透明感がある。 第3楽章はメヌエットの表記がある。ベートーヴェンらしいリズムの躍動があり、トリオとの対比も面白く音楽に立体感を覚える。 最終楽章は、…

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カラヤンの指揮で聴くベートーヴェンの 交響曲第6番「田園」と R・シュトラウス の交響詩「英雄の生涯」

2019年1月以来の鑑賞。 先日聴いた続編。第2夜のコンサートのライブ収録。当初はベートーヴェンの交響曲第4番を予定していたそうだが他のオーケストラのコンサートのプログラムとの競合などの関係から急遽「田園」に替えざるを得なかったようだ。 カラヤンの「田園」は少なくとも2種類(1982年、1977年東京ライブ)の演奏を聴いているが、いかにも作り物めいていたり、あるいは日本の聴衆を大切にしていないの…

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モーツァルト/ 管楽器のための協奏交響曲 ・R・シュトラウス /ツァラトゥストラはかく語りきをカラヤンの指揮で聴く

2019年1月以来の鑑賞。 モーツァルト:管楽器のための協奏交響曲。 ライブ録音のせいか、幾分音が痩せて聴こえる。愛聴盤はベーム指揮によるウィーン・フィル(LP)とアバド指揮によるモーツァルト管弦楽団のもの。カラヤンのモーツァルトは空疎の感をまぬかれない。 オーボエのコッホ、クラリネットのライスターなど、当時はスタープレーヤーとして一世を風靡した4人が集う。しかし、モーツァルトのユーモアや典雅さ…

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モーツアルト/ ディヴェルトメント第15番 /ストラヴィンスキー /春の祭典 をカラヤン指揮で聴く

2012年11月以来の鑑賞。 このCDを購入した時には、カラヤンの指揮という点でかなりの期待感をもっていたし、同時にライブ録音でのカラヤンを聴いてみたいという思いもあった。 モーツアルト/ディヴェルトメント第15番。 録音の質のためか、響きに潤いと艶がない。ブックレットには弦楽器群の素晴らしさが記してあるがそうは思わない。 第2楽章は変奏曲形式だが、ホルンの響きに共感を覚える。メヌエットでもアダ…

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ベートーヴェンの ピアノ協奏曲第3番・4番をワイセンベルクのピアノで聴く

ピアノ協奏曲第3番。 ブックレットには第1主題と第2主題の譜例が掲載されていて、それらを横目に演奏を聴くと、実によく造られた音楽たとの印象を持つ。独奏ピアノも特に第1主題をベースにした音楽を奏でつつ自由に発展、変化していく。カラヤンの指揮はワイセンベルクの引き立て役に徹しているかのようだ。ハ短調という調性にもよるだろうが、力強さと前進性を感じる第1楽章だ。 第2楽章はラルゴ。この楽章の主題も記さ…

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ベートーヴェン のピアノ協奏曲第1番・2番をカラヤン指揮によるワイセンベルクのピアノで聴く

2014年12月以来の鑑賞。 第1番。冒頭のテーマを耳にした瞬間に、カラヤンらしいゴージャスで磨きのかかったオーケストラの響きが印象に残る。そのためか、続くワイセンベルクのピアノは影が薄いとすら感じる。しかし、終盤のカデンツアでは存在感を見せる。 第2楽章のラルゴはどことなく作為が感じられる。持って回ったような演奏に聴こえてしまう。カラヤンは自己陶酔しているかのようだ。音楽の深みがないし、聴いて…

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カラヤンの魅力を知るー素顔ー

昨日、NHKTV第2での「クラッシックTV巨匠ヘルベルト・フォン・カラヤン~音楽と素顔」を観てみた。 音楽はその時々気分で、ジャンルを問わす聞きますが、たまにはクラッシックを聞くこともある。 専門的知識はないが、心地よく、またダイナミックな音に感動することもある。 そんな中、何故かカラヤン指揮の曲は、印象に残っている。 日本大好きで11回来日、素顔がまた良かった。人間性が出ていた。 また、日本…

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デニス・ブレインとカラヤンによるモーツァルトの ホルン協奏曲集

第1番。 第1楽章のアレグロにおけるブレインの調べは朗々としていて伸びやかだ。カラヤンの指揮も流麗だ。惜しむらくは録音の古さ。 第2楽章のロンドはいかにもモーツァルトらしい典雅で幸福感に溢れる。ブレインのホルンはアクセントも明瞭で歌に満ちている。第1番だけが2楽章の構成になっている。 第2番。 第1楽章でもブレインの豊かなホルンの響きを堪能できる。フレージングの確かさ、切れの良さ、表情の豊かさ…

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メンデルスゾーン とブルッフの ヴァイオリン協奏曲をムターのヴァイオリンとカラヤンの指揮で聴く

2018年11月以来の鑑賞。 メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を初めて耳にしたのは中学生の時の音楽の時間だったと記憶している。なぜか作品番号64までも覚えていた。もちろん全曲ではなく第1楽章の前半か、あるいはLPのA面だけだったかもしれないが、この音楽はしばらく頭から離れなかったことを思い出す。 その後、ハイフェッツとムターのどちらを最初に聴いたのは定かではないが、おそらくムターだったよ…

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カラヤン

筆ペンで長年描きたかったカラヤンを描いてみました。イチローを描いた時に失敗したバックを、今回は慎重に描きました。

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CDを買ってみた 組曲惑星

いまどきの音楽環境は、ダウンロードだと思う。 CDは今や過去の遺物と化しています。 アマゾンミュージックやアップルミュージックなどをサブスクリプションして、聞いていると言います。 確かにダウンロード型の音楽鑑賞だと、邪魔になるCDは無用になります。 でも、ちょっと珍しいCDは、サブスクに入っていないこともあるんですよね。 CD:ホルスト作 交響組曲惑星を買ってみました。 指揮…