[PR]暑い夏の日に読みたい書籍特集 第2弾

しゅみーと編集部
2020/07/15

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雨の降る日が続いており、少し前の暑かった夏の空気が少し恋しくなってきましたね。

梅雨明けも、もうすぐといったところでしょうか?

 

夏を先取りして、暑い夏の日に読みたい本を3週にわたってご紹介している「暑い夏の日に読みたい書籍特集」!

第2週の今回は、歴史、芸術、映画論の3ジャンルからご紹介いたします。

気になる本があったら、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

 

目次

暑い夏の日に読みたい書籍特集 第2弾

  • 本当の戦争の話をしよう 
  • NHK出版新書 619 日本美術の底力 「縄文×弥生」で解き明かす
  • 恋愛映画小史

 

1.本当の戦争の話をしよう 

著者名:伊勢﨑賢治

出版社:朝日出版社

発売日:2015年1月15日

ジャンル:人文書

■内容紹介

平和を訴えても、悪を排除しても、戦争はなくならない――

東日本大震災の翌年、福島県のプレハブ校舎にて。国際紛争という非日常な世界を生き抜いた著者と、震災・原発事故という非日常の中にいた高校生が語り合う。「テロリスト」との戦い、「自衛」と戦争の関係、日本人と戦争のこれから。

 

◆加藤陽子さん(毎日新聞)

「この本には、日本という国が世界の中でいかなる地位を占めるべきなのかという、大文字の問いへの答えがしかと書かれている。〔…〕若者と国家の双方に、生き方を指南できる本はそうそうない」

◆永江朗さん(『Meets Regional』)

「伊勢﨑が高校生にぶつける問いは突拍子もなく、しかし『戦争とは何か』を根底から考えるのにふさわしい」

 

■著者紹介

伊勢﨑賢治

東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授。

1957年東京都生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了。

インド留学中、スラム住民の居住権獲得運動を組織。

その後、国際NGOに在籍し、アフリカで開発援助に携わる。

国連PKO幹部として東ティモール暫定政府の知事、シエラレオネで武装解除、

アフガニスタンでは日本政府特別代表として同じく武装解除を指揮する。

アフガニスタンでトランペットを始め、定期的にジャズライブを開催。

 

■担当者のおすすめコメント

第二次世界大戦の終結から、今年で75年。

戦争は、かたちを変えて起こり続けています。

 

「どう考え行動すれば、対立をこじらせないで生きられるのか。そんな日常を生き抜く知恵にあふれた本です。」久禮亮太氏(図書新聞「書店員、オススメの一冊」)

 

世界で起こり続ける対立と現在の戦争、これからの日本について、「紛争屋」と高校生が取っ組み合いの議論をした記録を、ぜひお読みください。

 

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2.NHK出版新書 619 日本美術の底力 「縄文×弥生」で解き明かす

著者名:山下裕二

出版社:NHK出版

発売日:2020年4月10日

ジャンル:美術・芸術・美術史・日本美術 

■内容紹介

過剰で派手な「縄文」と簡潔で優雅な「弥生」。2つの軸で古代から現代までの日本美術を軽やかに一気読み! なぜ独創的な絵師が美術史から締め出されたのか? 雪舟、等伯、若冲らは何がすごいのか? 日本的想像力の源流とは? 国宝、重文を含む傑作61点をオールカラーで掲載した、著者初の新書。各紙・誌で絶賛。書評多数!

 

「日本には因襲の殻を打ち破る、斬新な発想の系譜があったのだとよくわかります。日本文化はつねに大陸からの影響を受けてきました。しかし、その基層には縄文の造形に代表されるような、日本独自の創造性が伏流水としてあったのです。」(本文より)

 

■著者紹介

山下裕二

1958年、広島県生まれ。美術史家。明治学院大学文学部芸術学科教授。東京大学大学院修了。室町時代の水墨画の研究を起点に、縄文から現代まで幅広く日本美術を論じるほか、講演、展覧会プロデュースなど幅広く活躍。著書に『未来の国宝・MY国宝』(小学館)、『日本美術の20世紀』(晶文社)、『岡本太郎宣言』(平凡社)、赤瀬川原平との共著に『日本美術応援団』(ちくま文庫)ほか多数。

 

■担当者のおすすめコメント

「縄文土器から現代美術に至るまで、日本という豊潤な国土が産出した芸術及び芸術家を、まことに手際よく紹介している」「美しいカラー写真を効果的に配しているため、著者の解説には強い説得力を持つ」(2020.6.14「サンデー毎日」工藤美代子氏評)

 

伊藤若冲、曽我蕭白など、近年注目を集める日本美術の真髄を、やさしくテンポのよい文章で読みやすく解説した一冊。自宅で美術鑑賞できるカラー新書です。

 

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3. 恋愛映画小史

著者名:佐藤忠男 

出版社:桜雲社

発売日:2017年7月15日

ジャンル:映画論・映像論

 

■内容紹介

86歳となった映画評論家・佐藤忠男氏が恋愛映画のみを論じた評論集。

日本で映画が制作されるようになった明治期の終わりから、大正、昭和初期の恋愛映

画、浄瑠璃、歌舞伎、講談などの旧劇と、新劇・新派劇、映画との違い。

終戦直後のアメリカ映画の衝撃、日本映画の大きな変化、フランス・イタリアでつく

られた映画など制作された年代、国や地域、そのときどきの文化的背景とともに、

「恋愛映画」を語りつくす。

 

目次より

第一章 日本で恋愛が危険思想だった頃

第二章 敗戦ととまどい

第三章 アメリカとヨーロッパからの声

第四章 現代日本の恋愛映画

第五章 東アジアの恋愛映画

第六章 恋愛に厳しいイスラムの国々で

 

■著者紹介

佐藤忠男

1930年、新潟県生まれ。日本を代表する映画評論家。日本映画大学名誉学長。

映画を中心に演劇、文芸、大衆文化、教育など幅広い評論活動を半世紀以上続け、

著書は100冊以上に及ぶ。

妻・久子とともに受賞した第7回川喜多賞をはじめ、紫綬褒章、勲四等旭日小綬章、

芸術選奨文部大臣賞、フランス芸術文化勲章シュバリエ章など国内外で受賞多数。

(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

■担当者のおすすめコメント

「戦争中には禁じられていたラブシーンを存分にみて、良い恋愛をしなければ生まれてきた意味はないとさえ思った――」

日本映画大学名誉学長・佐藤先生が恋愛映画のみを論じた評論集がここに。

国、年代、地域を越えた、語り継がれるべき「愛」の映画について、知りたくはありませんか?

 

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いかがでしたか?

今回も様々なジャンルの本をご紹介しました。お好きな本が見つかれば嬉しいです。

夏の到来を待つ、そんな時間のお供になれますと幸いです。

 

また、コメント欄で「ご紹介した書籍」のご感想や、

皆さんの「オススメの書籍」などをお待ちしております!


次回(7/22掲載予定)も夏の日に読みたい本を3冊ご紹介いたしますので、

ぜひチェックしてくださいね♪

コメント

咲楽 有里 さん、コメントありがとうございます!
恋愛映画小史、わたしも気になった一冊です。
なかなか外出できない状況なので、その間に読んでみようと思ってます!!

ルピスタさん、コメントありがとうございます。
ご紹介した本に興味をもって頂きありがとうございます!
ほかにも書籍特集の記事がございますので確認してみてください(^^)

映画も小説も恋愛モノは全く興味ありませんが、この3冊の中で1番読んでみたいと思ったのは3冊目の恋愛映画小史。恋愛が危険思考っていう時代、気になりますよね(笑)

みんな面白そうだけど 本当の戦争の話をしように興味がわきました。
戦争や政治 経済・・・数年前まではほとんど興味もなかった分野
ですが (;'∀') 最近の世の中見てるとさすがに一般ピープル(女子)も
呑気なことも言ってられません。 そのためにはまず正しい知識が必要?!
本を読まないと。。自分勝手に思い込んでるだけかもしれませんね。笑

でも 他の二冊も なかなか捨てがたいです~! 日本の古美術の世界も 
恋愛道も 面白そうですね。 え? 昔 恋愛が危険思想だったなんて 
ほんとうですか? 確かに大和なでしこと言って 女性は控えめが一番! 
出しゃばると叱られる文化でしたが?!(^^)/